第3章:通貨ペアってなに?初心者におすすめの通貨とその理由

はじめに

第2章では、FXを始めるまでの流れをステップごとに解説しました。
実際に取引を始める段階になると、次にぶつかるのがこの疑問です。

「どの通貨を売買すればいいの?」
「通貨ペアってなに?」

この章では、通貨ペアの基本的な仕組みと、初心者が扱いやすいおすすめの通貨ペアについて、やさしく解説します。


① 通貨ペアとは?

FXでは、必ず**「通貨を2つ組み合わせて」**取引をします。
この組み合わせのことを「通貨ペア」と呼びます。

たとえば、

  • USD/JPY → 米ドル/日本円
  • EUR/USD → ユーロ/米ドル
  • GBP/JPY → 英ポンド/日本円

というように、2つの国の通貨をセットで見るのが基本です。

なぜペアで取引するの?

FXは「Aという通貨がBという通貨に対して強いか弱いか」を取引する市場だからです。
つまり、「円がドルに対して上がるか・下がるか」を予測して売買を行うのです。


② 表示の見方を覚えよう

通貨ペアの表示には「左側」と「右側」があります。

  • USD/JPY(ドル円)の場合
     → 左が「基軸通貨(買う通貨)」、右が「決済通貨(売る通貨)」です。

たとえば:

  • USD/JPY = 150.00 というレートの場合
     →「1ドルを買うのに150円必要」という意味です。

この状態でドルを買って、後に150円 → 151円になったときに売れば、利益が出ます。


③ 通貨ペアには「特徴」がある!

通貨ペアには、それぞれ**性格(ボラティリティや安定性)**があります。

【主要な通貨ペアの種類】

通貨ペア特徴
USD/JPY(ドル円)日本人トレーダーに最も人気。安定性が高い。値動きはやや穏やか。
EUR/USD(ユーロドル)世界で一番取引量が多い。情報も多く、スプレッドが狭い。
GBP/JPY(ポンド円)値動きが大きく、上級者向け。短時間で大きな利益も損失も出やすい。
AUD/JPY(豪ドル円)資源国通貨。日本人に人気。スワップ(金利差)狙いでも使われる。


④ 初心者におすすめの通貨ペアは?

初心者の方には、値動きが読みやすくて安定しているペアをおすすめします。

おすすめはこの3つ!

  1. USD/JPY(ドル円)
     → 情報が多く、日本人にとって身近。動きも素直。
  2. EUR/USD(ユーロドル)
     → 世界で一番取引量が多く、スプレッドも狭くて低コスト。
  3. AUD/JPY(豪ドル円)
     → 値動きは比較的穏やかで、スワップポイントも狙える。

⑤ ボラティリティってなに?

FXでは、「値動きの大きさ」のことを**ボラティリティ(Volatility)**と呼びます。

ボラティリティが高いとどうなる?

  • 利益も損失も出やすい
  • スキャルピングやデイトレ向け
  • でも初心者には難易度が高い

💡最初のうちは、ボラティリティが低めで、動きが緩やかな通貨ペアを選びましょう。


⑥ 通貨のクセを理解することが大事

通貨ペアごとに、「動く時間帯」や「反応しやすい経済指標」があります。

たとえば:

  • ドル円(USD/JPY) → 日本とアメリカの市場が開いている時間(午前9時〜深夜2時)が活発
  • ユーロドル(EUR/USD) → 欧州勢が参加する時間(夕方〜深夜)が活発

時間帯ごとの値動きの傾向を知っておくと、ムダなエントリーを避けることができます。


⑦ 通貨の相関性も意識しよう

ある通貨ペアが動くと、別の通貨ペアも連動して動くことがあります。
これを「相関関係」といいます。

例:

  • ユーロドルとポンドドル → 同じ方向に動きやすい(正の相関)
  • ドル円とユーロドル → 逆に動きやすい(負の相関)

この関係を知っておくと、複数通貨の動きを読む手がかりになります。


まとめ

  • 通貨ペアとは、「2つの通貨をセットで取引する」こと
  • 表示は「左:買う通貨/右:売る通貨」で見る
  • 初心者は「ドル円」や「ユーロドル」など、安定した通貨から始めよう
  • 通貨の特徴・動く時間・相関性も少しずつ覚えていこう

次章予告:FXチャートの見方・基本編(ローソク足とは?)

第4章では、いよいよチャートの見方について解説します。
ローソク足とは?チャートパターンって何?といった**“トレーダーの目”を養う第一歩**です。

そして次回からは難易度が上がりますので、図を用いての解説です!

「数字だけじゃなく、チャートで相場を感じられるようになりたい」方は必見です!

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